手が上がってしまう人の対処法

馬に揺られると最初のうちは手が上がってしまいますよね。




どうも、馬ーテンダーです。

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さて、

今日はよくある悩みの一つ。

無意識に手が上がってしまう

そんな悩みの解決方法をまとめてみます。


・なぜ手が上がってしまうのか

まずは理由から。

考えられるものとして

緊張しているから。

緊張していると一言で言ってもその理由は様々で、なぜ緊張するのか。
それは
馬への恐怖心が少なからずあるから。
なぜ恐怖心があるのかと言うと

スピードが速いから!


これに尽きます。

しっかり座れずに不安定な状態で、自分が冷静で乗れてないにも関わらず、その状態で「手を上げてはいけない」なんて考えを持つことが出来るわけがないと思います。

何か難しいこと(今回は手をバタバタせずに安定させること)を考えるならば理想は、それのみに集中することだと思います。
2つのことに集中するには 出来ること×出来ること でなければ難しいです。

なので、まずはスピードをゆっくりと落とし、自分に余裕がある状態を意図的に作る練習が先ですね。


・対処法

では実際、手が上がってしまう人はどんな対策を立てれば良いのか。
1つ目は、上に書きましたが、

ゆっくりのスピードから始める事


自分の出来ないことをいっぱい組み合わせて複雑にするのではなく、
→まずは馬に乗ること、お尻が跳ねることに慣れる
→その状態でも手が上がらないように意識を手に少しずつ移していく。
と言う順番になると思います。


僕はレッスンでよくやるのですが、常歩の一番速いスピードに乗ることにまずは慣れてもらう。
それに慣れたら、次は速歩の一番遅いスピードに慣れてもらう。
それで慣れてきたら、徐々に速歩のスピードを上げていき、自分の許容範囲を少しずつ少しずつ広げていく感じです。

乗馬に関しては何事もそうなのですが、出来ないことをいっぱい詰め込むのではなく、出来ることを1つずつ増やしていくのが1番の近道だと思います。



2つ目の対処法は簡単で

手を下げる意識で乗る


そんなことかい!!!

と思われるかもしれませんが、この原始的な方法が意外と効きます(笑)
もちろん手を下げる意識をするには、乗っているだけでいっぱいいっぱいでは出来ないので、1つ目の解決策である、スピードへ慣れていることが前提になります。

その上で、いつも手が上がってしまうタイミングで「手を下に押し下げる」だけで良いです。それだけで全然違ってきます。


最初は逆に手が下がるし力も入っているし不恰好だけど、最初はそれで良いです。いずれ余裕が出てくるし、余裕が出てきたら勝手に力は抜けて無意識で手は下がるようになっています。
なので、一生懸命手を下げることを意識して乗ってみてください(^^)



今回の2つの解決策で、速歩でも駈歩でも、ほとんどは解決すると思います。
今回の内容について喋っているので、こちらも参考にしてください。


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