乗馬時の注意点

どうも、馬ーテンダーです。

「気合いを入れる」の意味を解説してみたツイッターはこちら



今日は乗馬する時に注意することについて書いてみます。

とりあえず思いつくままにリストアップ

  • 馬を見る
  • 体の向き
  • 止まっている馬に跨る
  • 手綱の長さ

こんなところでしょうか。


では早速一つずつ解説していきましょう。


・馬を見る

これは文字通り、馬を見ることの重要性です。
では一言で馬を見ると言ってもどこを見たらいいのか。一番見ていて欲しいのは顔です。顔や耳の動き。
耳を見れば感情がわかるし、顔を見れば動きがわかります。
それを見ずに馬に接するから、危ないことが起こったり実際に事故ったりする。(どうしようもない事故もあります)



・体の向き

これは、主に馬に跨る時の体の向きです。
よく馬の顔に背を向けて乗る場面を目にしますが、個人的にはあの乗り方はできる限りしないほうがいいと考えています。
上に書いたように、馬の動きや感情は顔周りに出ます。つまり、びっくりしたり怖がったり、走り出そうとする時は顔に出ています。
それが見えない状態で馬に跨がろうとして、足をかけた瞬間に馬が走ったり暴れたりしたら一番危ない状況が出来上がってしまう。もしくはそこまでいかなくても噛もうとしたり、動こうとしたりするかもしれない。そんなリスクは極力避けるのがいいと思うので、あまりオススメではありません。

ただ、左足を鐙にかけて乗るにあたってはやはり鐙の長さの関係で、馬体に極力近いとこに左足を置かないと届かない。という方もいるかもしれませんね。



・止まっている馬に跨る

これも重要。そもそも跨る時点で馬が動くから危ないわけで、馬が動かなければ騎乗者は自分のタイミングと間合いで馬に跨ることができるので安全性はぐんと増します。
そのためには馬に「人が乗ろうとしている時に動くことは悪いこと」と教えなければいけません。
もっと言うと、「人の指示がないのに動くことは悪いこと」と教えなければいけません。
「指示がないのに〜」まで教えるのは知識が必要になってくるのでここでの説明は省きますが、
「乗ろうとしているのに動く」馬はこのブログを読んでくれている皆さんでも修正することができます。


やることは簡単で、

動いたらすぐに止める

これだけです。
ただ、一つだけポイントがあります。それは
「徹底的にやる」
これだけを意識してやれば馬は変わります。

中途半端に止めたり、(一回くらいまあいいか)という反応をするのは絶対にやめましょう。
馬はその一回を完全に記憶します。




・手綱の長さ

手綱は単に短く持てばいいというわけではなく、適正に持つのがいいと思います。
全く問題のない馬であれば、左右均等にピンと張る(少し引っ張ったらすぐにはみが掛かる)程度に。

ただ、動いてしまう馬ならば、それなりの持ち方をします。

例えばすぐに右側に動く馬。乗ろうとすると馬が離れていく形になるので乗りづらいし危ない。
そんな馬ならば右側の手綱を短く持って、むしろ馬の顔を右に向けた状態で乗りましょう。そうすれば馬はそこから体を右に動かすことはできないので、以前よりは安全に跨ることができると思います。
(何故そうなるのかなどの細かな説明は文字にすると膨大な文字数になるし、イメージもしづらいと思うのでブログでは解説しません)


こんな風に考えて乗馬するだけで、安全性がグンと増します。

馬と接するときは自分の安全を第一にしながら、自分で馬に少しずつでも教えていけるように
色んな面から知識をつけていきましょう(^^)



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