ムチを持つのは内側?外側?

どうも、馬ーテンダーです。

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ムチを持つときは、内側と外側どちらに持つものなのか?
仁平なりの解釈をお伝えします!


ムチを持つのは内側か外側か

今回も僕(仁平)の解釈、レッスン方法に基づいて解説していきます。
教科書に書いてあることと違う部分もあるかもしれませんが、予めご了承ください。

 

基本は内側

僕のレッスンでは、短鞭9:長鞭1 くらいの割合でムチを渡しています。
そして基本的に内側で持ってもらい、手前が変わったら持ち替えてもらいます。

ムチは馬の動きや反応が悪いとき、サボってるときに使いますよね。

馬のサボり方も色々ありますが
蹄跡をショートカットしたい、中心の指導者さんのところに行ってお終いにしたい等
内側に入っていきやすい傾向があります。
(外側には柵があるので行けない、という理由もあるのかも)

内側にムチを持っていれば、チラつかせて「サボるなよ」と牽制しやすく、
必要に応じて外側に追うことも簡単
にできます。

 

外側に持つこともある

蹄跡に沿って常歩から速歩に行こうとしたとき
馬が柵の方に行ってしまって、足を挟まれそうになった人もいるかもしれません。
そういった場面では、僕は外側にムチを持ってもらうようにしています。
すると馬が外側に出ようとしたときに内に入れることが出来ますよね。

また駈歩で長鞭を持っている場合も外側に持ってもらいます。
長鞭は後肢に働きかけるために馬のお腹の後ろの方に当てるのですが、
外側に持てば、駈歩発進の外方脚の補助として使えるからです。

このように、どこにどんなプレッシャーを馬に感じて欲しいかでムチを持つ側を変えていくと
上手く活用できるのではないかと僕は考えています。



まとめ

ムチで何を馬に求めるかで変わる

ムチを持つのは基本的に内側ですが
「何があっても内側に持つ」「何が何でも外側に持つ」のではなく
自分が何を求めてムチを使うのかに応じて、どちらで持つかを判断すればいいと考えています。

僕の見解なので、教科書に書いてあることとはもしかしたら違うかもしれませんが
よかったら参考にしてみてください。

 

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