軽速歩がうまくいかない原因と対策

どうも、馬ーテンダーです。
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さて、
今日は誰もが通る道、軽速歩について。


とりあえず軽速歩をウィキペディア先生で検索してみたのですが、先生はご存知ありませんでした。
なので僭越ながら簡単に説明すると、馬と人(座れない人は特に)の負担を軽くする為に速歩中に立ったり座ったりする乗り方の事です。



で、実際に軽速歩を練習していてよく起こる問題が
お尻からドスンと落ちてしまう事
だったりします。

大体の人は一度くらいは経験しているはず。最初からバッチリなポジションとバランスを維持できる人はいないと思います。



では今回は
お尻からドスンと落ちてしまう方へ
その原因対処法をお伝えします。


Table of Contents

・原因

原因は至ってシンプルで
足が前に投げ出されているから。

表現を変えると
重心が後ろだから

という事です。



なんかこれだけ聞くと簡単に直せそうですね。
乗り手は基本的に座っているのですが、その時点で何らかの理由(骨盤倒れてたり鐙踏みすぎてつま先に力入れていたり )で足が前にあるとこうなります。



では次はその対処法




・対処法

これもシンプルで、
足を後ろに引いて乗る。
事です。

足をと言いましたが、具体的には「」を後ろに引いて乗る感覚です。
膝下だけを動かしているのをよく見ます。しかし、実際に必要なのは股関節からの動きです。

太腿を締め付けていると股関節から動かすことは出来ないので、太腿を離して動かす感覚を養いたいですね。



そうやって乗れると重心が変わってくるので、立ち方が変わります。

わかりやすく図にしてみました。


①の基本姿勢でこのまま立ち上がる事が出来れば、全く重心がブレないので軽速歩が安定するどころか、理論上はずっと立ち続ける事が可能になります。


しかし、先に書いたような色んな理由から足が前に行ってしまうと、
②のポジションになり、そのまま立つと
③のような直線になります。

あとは見ての通り、③の重心ではお尻から落ちてしまうのは目に見えています。



立てない要因は色々ありますが、お尻からドスンと落ちてしまう場合はこのパターンになります。




実際の騎乗姿勢として、綺麗に乗られている方を横から見るとこんな感じです。

中々横から見る機会というのは多くはないと思いますが、写真を撮ってもらったり、クラブによっては鏡が設置されているところもあると思います。

一度客観的に騎乗姿勢を見ると、抱えている問題がすぐに解決することもあるので、すごくオススメです(^^)!

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