馬を集中させる

馬の集中力ってせいぜい15〜20分しか保たないって言いますよね。


どうも、馬ーテンダーです。

馬と接する時に重要なのは力よりもタイミングと呟いたTwitterはこちら




さて。
今日はこちら

「馬を集中させる為にやるべき事」

についてです。
乗っている状態でと仮定して進めてみます。

具体的には
1.馬が集中していない時を見分ける
2.馬の集中力を取り戻す方法を考える
の順番だと思うので、順番にいきましょう。

1.馬が集中していない時

これはいくつか判断方法があるのですが、一番わかりやすいのが耳の動きです。
まず、馬の耳がどこを向いているのか。

自分に向いているのか、前の方を向いているのか、それとも片方ずつ別の動きをしているのか、それとも横を向いているのか

自分に向いている/違うところを向いていたとしても合図を出せば片耳だけでもこっちを向く/両耳が横を向いている(一番最初の画像)(これがベスト)
この場合は集中しているか、100%の集中力がなくても人のことを意識している状態です。

問題は前や違うところを向いていおり、合図を出しても耳がこっちを向かないケース。これは完全にまずいやつですね。
何がまずいって
人よりも気になるものがある → そもそも人より気になっている時点で良い物ではなく恐怖の対象 → 暴走や横っ飛びや反転などの回避行動をする可能性がある

→人危険

と言う流れがすぐに見て取れます。余裕です。この時点で既に半分事故ってます。はい。



2.馬の集中力を取り戻す方法

事故らない為にもなんとか人間に集中力を取り戻したいですね。
方法はいくつもありますが、まず簡単なのは「ゼッコ」してみる。
これで耳が戻ってくるようであれば、すぐに意識を取り戻せます。

問題なのはゼッコを無視する時。
この場合の次の手段は、脚。脚を軽く入れてみます。
音声でまずは検証して、ダメなら軽めのフィジカルコンタクトで反応を見ます。
もしそれでも反応がなければ、次は強めのフィジカルコンタクト。僕は強めの脚と同時にハミも当てます。
ハミを当てる理由は、脚によるプレッシャーを前進の合図と誤認してスピードを上げられないように。
今回の脚はどちらかというと「叱っている脚」なので、スピードを上げなさいとは意味合いが違います。なので、絶対にスピードを上げてはいけません! ←重要


ここまですれば大体の場合、とりあえずは集中力は取り戻せるでしょう。

この集中力を持続させるには
・プレッシャーへの反応を極力早くさせる事
・反抗を小さなうちに消す事
の2点が重要になるかなーと思います。
収縮なんて手も非常に有効ですね。


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