前進気勢のコントロールは最重要事項
どうも、馬ーテンダー仁平です。
馬との折り合いのつけ方について呟いた今朝のtwitterはこちら
前進気勢のコントロールって乗馬する上で一番重要な要素ですが、なかなか思うようにはいかないですよね。
今日はそんな前進気勢について！
前進気勢って言葉は文字通り、馬が「前に進む気持ちと姿勢」のことです。
これをコントロールするというと、「走らせる」ってイメージを持つ方がいます。
間違ってはいないのですが、前進規制のコントロールとは、「前に進む」事だけに限らず、停止、静止、減速、バックなども含まれています。
レッスン中に
「止めたら絶対に動かないでください」
と僕はよく言います。
これも前進気勢のコントロールをしているのですね。
勝手に前に進む事が良いわけではなく、コントロールされた上で歩く、走る、のがベストである。
むしろ、合図もしていないのに勝手に歩き出した馬を「まあ歩こうと思ってたしいいか」とか「歩きたいなら歩かせてあげよう。止まってるのも大変だろうし」とか、こんな感じの事を繰り返すと
「勝手に走ってもいいんだ！！」
と馬は認識するので、最終的に、暴走されます。お気をつけください。
暴走はあくまでも可能性の一つとしてであって、必ず暴走されるわけではないので言い過ぎましたが、一つ言えるのは
コントロールしている時と
なーなーな感じでのコントロールになってしまっている時
後者の方が明らかに暴走の確率が上がります。
また、歩いたり走ったりする時も同じです。
合図を出した時にすぐ反応するように脚や鞭を使う。
だらける時間が極力短くなるようにする。
だらけている時間は
前進気勢のコントロールができていない状態
です。
出すときは一気に出す。
軍隊のようなイメージかもしれません。
号令が来たらピッと瞬間的に反応する！
そんなイメージでコントロールしてみてください(^^)
今日のまとめ
止めるときはきっちり止め続ける。静止しておく。
出すときは瞬間的に出す！
馬をコントロールする上で
乗馬を安全に楽しむ上で
前進気勢のコントロールは最初に身につける事だと思います。
左右に曲がられようがそんなことはどうでもいい。前進気勢のコントロールだけは先に身につけることをオススメします(o^^o)
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