調馬索をやる意味 〜馬編〜

どうも、馬ーテンダー仁平です。

馬に「乗る」のではなく「乗りこなす」方法について呟いた今朝のtwitterはこちら

 

 

今日は前々回の内容の馬編として書きます。
人編はこちら
調馬索をやる意味 〜人編〜

 

僕がどんな時にロンジングをやるのか

  • 馬の張りを取る
  • 馬を疲れさせる
  • 落ち着きをなくすような外的要因への馴致
  • 横木や障害への馴致
  • ハミ受けなどの調教や修正
  • 馬が過度に抵抗を示すことへのセルフトレー二ング

 

目的はだいたいこれのどこかに当てはまります。
ロンジング中に横木馴致と収縮
 

その中でもやっぱり多いのが、特にこの時期は

馬を疲れさせる

が多いなと思います。

 

冬は馬が元気な状態でいる事が多く、そのまま乗ると事故の確率がグンと上がります。

なので、基本的にはお客様に出す時は運動させてから出します。

その方法の一つがロンジング。

 

偏に”ロンジング”と言ってもまたさらに細かいやり方に分ける事ができるのですが、とりあえず今回は

動かす

ことを目的としているので
大きな括りの”ロンジング”のまま説明していきます。

 

なぜ疲れさせるのかと言うと、理由は単純です。

元気だと余分なことをする体力があるから

これだけ。

余分なことというのは、物音にビックリしたり、無駄に反抗が増えたり、走り出す確率が高かったり、レッスンを安全に楽しく行う上で不要な全ての不要なことです

ライダーのレベルによっては乗馬してから疲れさせて自分の目的の運動へと繋げる事も出来ますが、そこまでできる方は半数もいないと多います。

 

そして、何よりも、レッスンをしている身としては、馬のそんな反応が、単純に怖いです笑

自分の立ち位置とか色々計算してコントロールしていますが、それでも動物なので何が起こるのか100%予測することは不可能。

 

できる限り馬をコントロールしやすいようにするために、先に疲れてもらって
そもそも「もう動きたくないんですけど」くらいの気持ちになってもらっている方が
ライダーが乗馬に慣れていなければいない程いいなと思っています。

 

そのための方法の一つがロンジングでした!
他の理由についても聞きたい方がいれば、またリクエストください

ただ、もちろん個体によって反応やエネルギーレベルは全く違うので、疲れさせる必要のない馬や疲れさせない方がいいシチュエーション、疲れてると動かなくなる馬もいるのであくまでも一例です。

 

 

何故それをするのか
その問題は何が原因なのか
どうして自分(または馬)はこういう反応をしてしまうのか
全てにおいて、原因の追求が出来ると上達が飛躍的に見込めると思います。感覚だけだと応用が利きません。

 
 

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では
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