頑張ろうはNG!随伴とは【用語を解説!】

どうも、馬ーテンダーです。

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よく聞くワードシリーズ、今回は「随伴」。

随伴と聞くと、頑張って腰を動かさなきゃ!
「随伴」という技を繰り出さなきゃ!!ってなる方が多いと思うのですが
実はそんなことはありません。

漢字の意味からも、この用語がどういう状態を表しているのか考えてみます。


漢字の意味から考える

「随伴」がどういう状態を表しているのか、まずは一つ一つの漢字の意味から考えてみましょう。

随:成り行きに任せる
伴:伴う、一緒に行動する

随伴という言葉が使われるのは、騎乗中の腰の話ですから
つまり「腰が馬の動き(=成り行き)にあわせて伴っていく」という意味です。


頑張ろうとするのはNG

頑張って腰を動かそう!とするのは、自然な成り行きに任せることにはなりませんよね。

随伴する時は頑張って意識的に腰を動かすわけではなく
馬の動きに合わせて腰が勝手に動いている状態、そしてそこに身体が伴っている状態です。

ですから「随伴してください」と言われたら
もっと力を抜ききって、何もしなくていい!くらいの感覚で、まずは受け取ってください


「随伴で押し込む」?

随伴は、本来脱力していないとできないことですが
レッスン中に「随伴で押し込んでください」と言われることもあると思います。

これは、もう随伴自体は出来ている人に対して言われる言葉です。

随伴出来ていない人が力を入れると、馬の動きとのズレが酷くなっていくので脱力が最優先。
随伴出来ている人が、馬の動きに合わせたままピンポイントのタイミングで力を入れるのはOK

脱力して、馬の動きに合わせたままタイミングを捉えていってください!


 

まとめ

馬の成り行きに伴う

随伴とは文字通り、成り行きに任せて伴っていること。

人間は馬上で座っていないといけないので、全身を完全に脱力しきることは難しいかもしれませんが
腰の部分だけは力を抜ききれるように練習していきましょう。

 

別記事『正反撞でお尻が跳ねない腰の感覚とは』では
腰の動かし方について詳しく解説しているので、そちらもぜひご覧ください。


【YouTube紹介】

動画ではココペリ人形で随伴の状態を視覚的に解説しています!
随伴出来ている・出来ていない、それぞれの時の関節の動き方もチェックしてみてください。

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