馬を誘導する手綱さばき

どうも、馬ーテンダーです。

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馬を動かすときに「馬に気付かせる」ことを意識すると
上手にコントロールできるようになります。
曲げるときも、力いっぱい引っ張らなくて大丈夫です。


引手綱は「引く」ものではない

乗馬を始めてすぐに
馬の進路を変える時は曲がりたい方に手綱を引っ張る、と教わった人は多いと思います。

その言葉と、引手綱(ひきたづな)という言葉から
「曲がりたい方向へ、力で引っ張って馬を曲げるんだな」と考えがちなのですが、
僕は「馬にコースを見せる=誘導する最初の一歩」と捉えた方がいいと考えています。

 

手綱の動きと曲がる理由

直進しているときは手綱が両方とも頸に当たっている=プレッシャーがかかっているので
馬は「右にも左にも行けない、進路はまっすぐ」と理解しています。

しかし手綱が頸から離れるとプレッシャーが消えるので、馬にとって進めるコースの幅が広がります
つまり引手綱は「こっちにも行けるよ!」と気付かせる最初のきっかけです。

力づくで引っ張ったところで曲がらない馬は曲がりませんから
実際に曲げるためのプレッシャーは外方脚や押し手綱など、他の要素を使えばOK。
手綱での強制力がないと馬の反抗が減って、スムーズに進路を変えやすくなります。

 

まとめ

「気付かせて」誘導する

引手綱は馬を誘導していくための第一歩
「これからこっちのコースに進んでいきますよ」と馬に見せて気付かせる感覚です。
決して強制して動かすわけではありません。

こちらが強制力を使わなければ、馬の反抗が減るのでスムーズに動かしやすくなります。

引手綱は使う場面も多いので、ぜひ上手に使えるようになってください。

 

【YouTube紹介】

動画ではジェスチャー、擬音盛りだくさんで感覚的に理解が深まります。
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