頭絡の着脱・カーブビット編【実践編】

どうも、馬ーテンダーです。

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普段何気なくやっているであろう頭絡の着脱。
どんなポイントに気を付ければいいのか
ウエスタンでよく使うカーブビットを使って実践解説します。

抑えるべきポイントは
ハミの形状やブリティッシュ/ウエスタン関係なく共通しているので
ブリティッシュの方も参考にしてみてください。


頭絡を着けるときの基本的な流れ

ウエスタンでよく用いられるカーブビットは
てこの原理を使って、小さな力で繊細な指示出しができるハミです。
しかし、着脱の基本的なポイントはどのハミでも共通しています。

  

①手綱を馬の首にかけて、無口を外す

無口を外した状態になっても、すぐに馬を捕まえられるように
まず最初に手綱を馬の首にかけておきます。

そのあと無口を鼻先から外しますが
これも首に通しておくと安全性が高まります。

 

②馬の頭を下げてハミを入れる

どのハミを使う場合でも、一連の流れは共通です。

・頭を下げさせて
・右手で頭絡を持ち
・馬が口を開けたときに、左手でハミを持ち上げて入れる

ポイントはハミを無理やり押し込まず、
口を開けたタイミングで、スッと持ち上げるように入れることです。

 

③頭絡に耳を通して固定する

ハミをスッと持ち上げるように入れられたら
右手で持っていた部分に耳を通して
頭絡の横のベルト(咽革)を留めて完成です。

 

締め具合の目安

カーブビットの場合は特に
顎の下にあるカーブチェーンの締め具合がポイントです。
目安としては指2本がスッと入るくらいがよいと言われています。

頭絡の他のパーツについても
下のところに指を入れて締め具合を確認すると思うのですが
余裕の目安は下記の通りです。

鼻革の下……指1本ぶん
カーブチェーンの下……指2本ぶん
咽革の下……指3本ぶん

1、2、3 で覚えましょう!

 

④手綱を持って無口を外す

首にかけていた手綱を手に持ち
ハミを刺激しないように気を付けて無口を外します。
特にカーブビットは長さがあるので注意してください。

 

頭絡を外すときのポイント

馬が口を開けるまで待つ

頭絡を外すときも、手綱は馬の首にかけて作業をします。
ハミを触ってしまうと馬が嫌がるので
頭絡を持ったまま、おでこのあたりで馬が口を開けるのを待ちましょう

馬が口を開けたらハミが自然と落ちてきます。

 

【YouTube紹介】

実践解説は「流れ」で動きを掴むことが一番だと思います。
カーブビットの特徴も解説しているこちらの動画をぜひご覧ください。

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