馬ーテンダーの手綱の秘策【後編】
どうも、馬ーテンダーです。
2022年も始まりました!今年もよろしくお願いします!
馬の体型とエサの関係について呟いたTwitterはこちら
実は奥深い手綱の握り方。
握り方/持ち方について解説した『馬-テンダーの手綱の秘策【前編】』に続き
今回は握った後に離す動作について解説します!
Table of Contents
手綱の引き方のおさらい
手綱操作とは本来、ハミを当てるか当てないかが目的です。
だから手綱を引くときに手を大きく動かした方がいいのか、あまり動かさなくていいのかは
手綱の持ち方やハミの当て加減によって変わります。
適切な手綱の緩め方
手綱を緩めるときも「ハミの当て加減」を意識しましょう。
手綱を長めに持っていて、
止める時に大きく引っ張る必要があるのなら、リリースするときも大きく前に動かさないと
元々のハミの当たり具合まで戻りません。
手綱を張った状態で持っていて、
手元の握りだけで止められるなら、リリースするときは握りを緩めるだけで
元々のハミの状態に戻せます。
小さい動きでハミを戻せるのなら、
歩様や収縮、向かう先をコントロールするときのリリースは小さい動きで十分。
毎回毎回「リリースだから」と大きく前に動かす必要はありません。
もちろん、運動が一区切りついて「リラックスしていいよ!」と強調したいときは
大きく前に動かして、しっかり緩めていいと思います!
まとめ
引き加減はハミを意識
慣れてないうち、感覚が掴めないうちは手綱の緩み加減ばかり見てしまいますが
手綱の緩み加減は人それぞれです。
手綱の引き加減はハミを意識しましょう。
手綱を引くからといって、手綱のことしかしか考えていないと
すぐにビン!!と引っ張ってしまいますが
ハミを意識すると、馬に優しく適切な力加減で伝えられるようになります。
ぜひ、人にも馬にも楽で優しい乗り方をマスターしていってください。
【YouTube紹介】
「持って乗って」は「ブレーキかけながら乗って」ではない。
レッスン中に起きがちな認識の食い違いについても解説しているこちらの動画、ぜひご覧ください!
様々な状況別に細かく解説した動画を毎日更新しています。
チャンネル登録と高評価お願いします!
個別に症状を相談したい方はこちらより申込ください。
オンライン相談申込
参考になったらポチッとお願いします!
【ニヒラボ】
仁平の頭の中と日々の馬の触り方を知れる場所
表には出せない挑戦や日常の乗馬メモなどが読めます。
今日は「馬に与えるエサの量」について投稿しました。
直接話してみたい、相談したいという方もニヒラボへ。
乗馬業界では珍しいサービスがいっぱいあります。
気になる方はこちら↓
コメント