馬の集中力は、ここでチェック
どうも、馬ーテンダーです。
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繋ぎ場から馬場へ、繋ぎ場から馬房へ、あるいは放牧場へ……
馬をどこかへ引いていく=リーディングする際に
馬が集中してるか集中していないかを、どうやって判断していますか?
今回は馬がリーディング時に集中しているかどうかの確認方法と
集中していない時に馬の意識を人へ戻す方法について解説していきます。
Table of Contents
馬が集中していないことで起きる問題
馬をリーディングしてどこかへ引いていくときに
馬が人に集中していないことで起きる問題を、いくつか挙げてみます。
・馬がバタつく
・馬が勝手に走ろうとする
・人を追い越して、勝手に道草を食べにいく
これらの問題が起きてから「あ、馬が集中してなかった!ヤバい!」と反応するのは
危険なので避けてほしいです。
馬の集中具合を確認する方法
問題が起きる前に馬の集中力を確認するために一番簡単な方法は
「歩いている途中に、急にピタッと止まること」。
リーディング時は人間が馬の少し先を歩きますが
人が急にピタッと止まった時に、馬も一緒に止まればOKです。
しかし人が止まったのに、馬が止まらずに人を追い越して進んでいくようでは集中しているとは言えません。
馬が集中していない時の対処法
馬が集中していないことがわかったら、馬の集中をリーディングしている人に向ける必要があります。
これはとても簡単で、馬に人を越えさせなければいいのです。
先ほど集中具合をチェックした「急にピタッと止まる」の流れから
馬が人を追い越そうとしたところをグッと押さえて、
人の少し後ろ(本来のリーディングの位置)に戻していきましょう。
※ あくまでも馬と喧嘩にならない範囲で止めていってください
馬は前にいる人をリーダーと認識しやすい性質も持っているので、常に人が前に立つようにします。
くれぐれも、人が馬のあとをついていく=馬がリーディングしている状態にならないようにしてください。
まとめ
不意の停止で集中チェック
「リーディングしている人が止まったら、自分も止まる」と認識している馬であれば
歩いている途中で急に止まることで、
どれだけリーディングしている人に集中できているかをチェックできます。
馬が人の前に出ないようにすれば、ある程度、馬は人に集中してくれるので
勝手に道草を食べに行ったり、急に走り出したりといった問題も起こりづらくなります。
今回はリーディングの際の集中について解説しましたが
馬に乗っている場面でも、馬が人に集中している状態を作ることは大切です。
ただし、人が止まることと自分(馬)の動きの関係性ができていない馬には
今回紹介した方法は使えないので、それはまた別の機会に解説していこうと思います。
【YouTube紹介】
動画では、馬が止まりはしたものの意識が散漫になっている場合についても触れています。
ぜひこちらの動画も参考にしてください!
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