駈歩を始めたての時におススメの座り方
どうも、馬ーテンダーです。
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駈歩でお尻が跳ねてしまって座れない!という方に
ぜひおススメしたい脚のポジションというのがあります。
慣れないうちから脚と坐骨をバラバラに考えるよりも
まずはこの座り方で感覚を掴んで、騎座を確立していきましょう!
Table of Contents
なぜ駈歩中にお尻が跳ねてしまうのか
お尻が跳ねてしまうのは基本的に「連動ができていないから」ですが。
特に駈歩中は姿勢が崩れやすくなるポイントがあります。
駈歩中は「外方を引く」と言われますが
これは、手前肢と反対側の後肢に向けて人間の脚の位置を引き、軽く圧迫する動きです。
例えば右手前の駈歩中は、左側の脚をずらして馬のお腹の後肢近くを押します。
しかし脚のポジションを片側だけ動かすのは、かなり難しいこと。
そのため多くの人が姿勢が保てなくなり
前傾姿勢になってしまい、座っていられなくなってしまうのです。
直線を保って座る
片側だけ引くとバランスが崩れてしまう、お尻が跳ねてしまうという人には
まずは外方の脚を後ろに引くと同時に、内方の脚を前に出すことをおススメします。
両方の脚と坐骨が直線的な位置を保っているとバランスがとりやすくなるので
まずはこの動き方で騎座の感覚を掴んでいきましょう。
駈歩中に鐙が脱げる人には特におススメ
駈歩中に鐙が脱げてしまう、前傾姿勢になってしまう人の多くは
膝から下だけを後ろに動かしてしまっています。
膝下だけを後ろに動かそうとすると、踵は上がるので鐙が脱げますし
人間の身体がバランスを取りやすいのは「直線」なので
足先を後ろに動かすことと連動して、頭や上体が前に倒れていきます。
左右の脚と坐骨が直線を保つように動かす練習をすることで
鐙を踏んだまま、脚の付け根から動かしていく感覚も掴んでいけます。
まとめ
直線を意識して騎座を確立する
慣れないうちに難しいことをいっぺんにマスターしようとするのは困難です。
両脚と坐骨が直線的な位置関係に並ぶように意識するところから始めていきましょう。
ここで丁寧に感覚を掴んでおくと
徐々に脚と坐骨を切り離して考えていくことができますし
駈歩継続の練習に入った時に効果を発揮します。
ひとつひとつ、焦らずに楽しく練習を進めていってくださいね!
【YouTube紹介】
動画では「直線」の考え方の展開なども触れています。
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