軽速歩のお尻ドスドスを改善する【実践編】

どうも、馬ーテンダーです。

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軽速歩でお尻がドスドスしてしまう方へ。
もしかすると、かかとを下げすぎているのが原因かもしれません。

前回の『軽速歩は馬に持ち上げてもらう【実践編】』に続き
「足を突っ張り過ぎて立ち上がれない」場合について
実際によくあるものを再現し、解説します。


理想的な軽速歩の立ち方

※実践解説は動きで捉えたほうが絶対にいいので、ぜひ文末で紹介する動画もご覧ください。

意識するポイントは下記のとおりです。

・手の位置
・かかとの下げ具合と揺れ具合
・いかに楽に立っているか
・滞空時間の長さ

 

かかと下げを意識しすぎた場合

先ほどの画像と見比べて欲しいのですが
軽速歩でかかとを下げることを意識しすぎると、下記のような症状が現れます。

かかとを下げようと足を前に突っ張っている
・足を前に突っ張っているので上体が後傾している
・足首が固定されて立てない、もしくは立てても滞空時間が短い
・滞空時間が短いので馬の背にドスドス座ってしまう

軽速歩中に立てはするけど、お尻がドスドスする」という人の殆どは
かかと下げを意識しすぎた結果、バランスが取れなくなっています。

 

意識するポイントはここ!

鐙を踏み込む意識を持つ

かかとを限界まで下げようとすると
足首がガチガチにホールドされてしまうので立ち上がれなくなります。

鐙を踏むことも忘れないようにしましょう。

 

リズムと足の位置を体感で覚える

実際に僕がこういったケースで指導している内容はこんな感じです。

①ホーン(ウエスタン鞍の前にある出っ張り)を持って立つ座るのリズムを覚える
②リズムを崩さないように、ホーンを掴む力を抜いていく
③自分の足がどこにあれば、手の力を抜いてもバランスが取れるか覚える

リズム自体は殆どの人がすぐに覚えられますが
次の②で力を抜くと後ろに倒れる場合は、
それだけ上体が後傾しようとするのを手で支えているということ。

バランスをきちんと取ることが出来れば手で支える必要はなくなるので
自分の足がどこにあったらいいのかを、まず体感しましょう。
足が鉛直(重力方向)にまっすぐかどうかが指標です。

ちょい立ちしようとするより、大胆にしっかり立とうとした方が
うまくバランスが取れるポジションを見つけやすいかもしれません!

次の騎乗のときから、試してみてください。

 

【YouTube紹介】

実践解説は実際の動きを観察するのがとても大切です。
ぜひこちらの動画もご覧ください!

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1 Comment

  1. 軽速歩は斜め前に立つってホント?【実践編】 | 乗馬とは心理学

    2021年11月4日 at 6:11 PM

    […] 前回の『軽速歩のお尻ドスドスを改善する【実践編】』に続き「腰を斜め前に突き出す事を意識」した場合について実際によくあるものを再現し、解説します。 […]

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