軽速歩は斜めに立つってホント?【実践編】

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軽速歩でうまく立てない方へ

前回の『軽速歩のお尻ドスドスを改善する【実践編】』に続き
「腰を斜め前に突き出す事を意識」した場合について
実際によくあるものを再現し、解説します。


理想的な軽速歩の立ち方

※実践解説は動きで捉えたほうが絶対にいいので、ぜひ文末で紹介する動画もご覧ください。

意識するポイントは下記のとおりです。

・いかに力を抜いて立っているか
・腰がふわっと浮いて戻る様子
・足が振れていない

 

斜め前に立つことを意識しすぎた場合

先ほどの画像と見比べて欲しいのですが
軽速歩は腰を斜め前に出す!おへそを前に出す!!と意識しすぎると
下記のような症状が現れます。

・お腹を突き出すことに注力して上体が「くの字」になる
・自分の力で立とうとしているので、手が動いてブレーキをかけている
・自分の力で立とうとしているので足も振れる

 

軽速歩で馬が止まってしまう場合、
この「手が動いてブレーキをかけている」ことが原因なケースも多いです。
脚で走れ!と言われるのに、手綱でブレーキをかけられて
混乱した馬は走らなくなってしまいます。

 

足が振れると何がダメか

人間を一本の棒だと考えると、
どこかが前に出れば、他のところが後ろに引いてバランスを保っています。

つまり「腰を前に出す」ことを意識しすぎると
上体を前に行かせようとするぶん、かかとが後ろに行ってしまうということ。

すると馬の歩様のリズムで蹴れなくなるので、余計に馬は動かなくなります。

さらに乗り手側も、馬の咄嗟の動きに対してバランスを取れなくなるので
騎乗中の危険性が増します。

 

意識するポイントはここ!

ポン、と軽く立つイメージを持つ

自力で「腰を前に出す」「斜め前に立つ」という意識は手放して
ポンと、ふわっと軽く浮いて戻るイメージを持ちましょう

下記で紹介している動画を繰り返し確認して
スムーズな立ち方のイメトレをするのもおススメです。
ぜひ試してみてください。

 

【YouTube紹介】

「斜め前に腰を突き出す」騎乗姿勢は、周りからはこう見える?!
衝撃のNG例と共に、ぜひこちらの動画で正しい乗り方を掴んでください。

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