速歩が出せないときの3秒ルール
どうも、馬ーテンダーです。
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常歩から速歩を出すのときに
躊躇して脚や鞭が使えず、発進がなかなか上手くいかない方は
ちょっと意識を変えてみましょう。
騎乗者の意識が変わるだけで馬の動きは”激変”するので
具体的な方法について解説・提案していきます!
Table of Contents
馬の反応を鈍くするNG対応
騎乗した馬の動きが緩慢だったとき、どんな対応をしていますか?
反応が悪いなーと思いながら
蹴ってやめて蹴ってやめて……もしくは、ずっと同じプレッシャーをかけたまま
様子を見ているうちに馬場を半周してしまった
というケースもままあると思います。
しかしこれは、馬の反応を鈍化させて緩慢な動きをより助長する対応。
「走らなくても怒られなかった=このプレッシャーは無視してOK」と馬は理解し、
ますます動きや反応が悪くなっていきます。
3秒ルールを設定する
馬を出せる騎乗者の意識
実は、馬にプレッシャーをかけても反応が悪いときの騎乗者は
「出ないなー」
「これやって出なかったらどうしよう」等
馬が出ないことを前提にしたマインドで、脚や鞭を使っていることが非常に多いです。
しかし「3秒で」「ここから埒3本の間で」と制限をかけて
どんな手段を使ってもいいから制限内に速歩にしてください、と言うと
大抵の方が速歩を出せるようになります。
何故かといえば
決められた制限のなかで何が何でも速歩を出す!という意識に切り替わり
自分が持っているものをフルに活用しはじめるからです。
普段から前提は「出せる」
馬の反応が鈍くて動きが悪い、という問題自体が
騎乗者の前提・意識が「出せる」にあれば起こらなかったものだ、と言うこともできるくらい
マインドは非常に大切なものです。
普段から「あそこまでに出す」「絶対に馬にこういう動きをさせる」という意思を持つ。
そうすれば基本的に馬はその通りに動きます。
少なくともインストラクターさんから「〇〇してください」と言われるということは
あなたにはそれを出来る力がある、と
インストラクターさんが見抜いているからこそ言われるのです。
大丈夫です。出せます!
まとめ
あなたは出来る!!!!
馬が思うように動いてくれないとき、あなたは自分を過小評価していると言えます。
今すぐ「絶対に3秒以内に走らせる!できる!」とマインドセットしてください。
事実、あなたは出来ます。
頑張っても出来ないことを、無理にやらせようとするインストラクターはいません。
騎乗者の恐怖心にも、馬の調子が崩れていくことにも繋がるからです。
「〇〇してください」と言われた時点で、あなたにはそれをやるだけの力があります。
僕は精神論は嫌いですが、
このあたりの気合は確実に馬に伝わっていくところなので
ぜひ、3秒ルールの気合を持って騎乗してみてください。
【YouTube紹介】
動画ではインストラクターの視点・判断についても理解を深めていけます。
ぜひこちらの動画もチェックしてみてください。
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