速歩/駈歩のリズムと脚のタイミング

どうも、馬ーテンダーです。

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分かるようで、分かりづらい脚を入れるリズムとタイミングについて。
前回の記事『脚のリズムとタイミング』に続き、
速歩/駈歩の場合について解説していきます。


速歩のリズムとタイミング

前回の記事でもお伝えしましたが
常歩は4拍子、速歩は2拍子、駈歩は3拍子です。


軽速歩の場合

馬がタンタンタンタン・・・と進んでいるとすると
人は――タン――タン・・・のリズムで座ることになります。

このときの脚を大げさに言えば
立つとき → 鐙を踏むので、脚は馬の正面から見るとハの字のように開いている
座るとき → 脚は馬のお腹の方に戻ってきている ので
脚をいれるタイミングは座った時のタイミングです。


正反撞の場合

馬がタンタンタンタン・・・と進んでいるとすると
脚はタンタンタンタン・・・と馬のお腹に触れるので、その都度いれます。

頑張って脚をいれるのではなく、自然に触れる時にいれるのがポイントです。

あとはそのインパクトのタイミングで
圧迫するのか、ふくらはぎを当てるだけでいいのか、それは人や状況によりけりですが
リズムは必ず「自然に触れる」タイミング。

ここで「蹴ろう」と思ってしまうとリズムが崩れてしまい
蹴る力の強さの割にスピードが出ない、ということも起こります。

 

駈歩のリズムとタイミング

駈歩は3拍子なので非対称の動き。
タカタンと進む2拍目で2本の肢が同時に動いています。
例)右後肢 → 右前肢・左後肢 → 左前肢 → ・・・

馬がタカタン タカタン・・・と進んでいるとすると
脚は――タン ――タン・・・と3拍目=手前脚が地面につくタイミングで馬に触れます。
だから脚をいれるのも3拍目です。

ただし、3拍目で脚が馬のところに戻っているというのは「脱力して座れている」ということ。
もし蹴れないのであれば、力が入っているという事なので
蹴るタイミングで脚が戻ってくるように意識してると上手く脱力できるかもしれません。



まとめ

脱力、そして馬との呼吸合わせ

常歩のタイミング解説でも書きましたが
脱力して、馬のリズムに合わせた脚をいれることがとても大切です。

もしリズムを無視して・ズレて脚をいれようとすると
人間側もとても大変ですし
馬にとっても非常に邪魔なものになってしまいます。

馬と呼吸を合わせられるようになればあとは楽なので
正しいタイミングで合わせられるように力をどんどん抜いていきましょう!

 

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1 Comment

  1. 駈歩の脚のリズム【実践編】 | 乗馬とは心理学

    2021年12月26日 at 6:10 PM

    […] 駈歩の時にどのタイミングで脚をいれているのか。前回の記事『速歩/駈歩のリズムと脚のタイミング』でも解説しましたが今回は鐙を外した状態で駈歩してみました。馬の動きに合わせて自然と足が動く様子と共に理解を深めていってください! […]

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