収縮はいつ使うのか
どうも、馬ーテンダーです。
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収縮させるタイミングはいつなのか。なぜなのか。
具体例を色々紹介していきます。
Table of Contents
収縮を使うタイミング
※今回は収縮とは何か、がわかる前提で具体例の紹介を進めていきます。
収縮について詳しく知りたい方は、文末に解説動画へのリンクを載せたので見てみてください。
馬のスピードが速いとき、パニクったとき
脚に過剰反応したり、物音にビビったりして馬が勝手にスピードを上げようとしたとき
収縮させると馬のスピードを落とせます。
馬のテンションが上がって暴走しそうなときにコントロール精度を上げるのにも使えます。
いずれの場面も収縮でコンタクトを取って人が主導権を握るため、というのが理由。
僕の感覚では、馬が我を忘れかけてるときに「戻って来いよ!」って呼び戻すイメージです。
『絶対にバチッと停止できる方法』でも触れましたが
闇雲に手綱を引っ張っても唇が伸びるだけでは、馬はなかなか止まりません。
収縮させると顎(骨格)に力を伝えられるのでハミが効きやすくなり
スムーズにスピードを落としたり、馬の意識を呼び戻すことができます。
収縮だけど手元操作が中心
詳しくは文末の解説動画を見て欲しいのですが
収縮とは手と脚のバランス=ブレーキとアクセルのバランスです。
「スピードを落としたい」「落ち着かせたい」という場面では馬が勝手にアクセルをふかしてるので、
手元でブレーキをかけたり、左右にエネルギーを散らしたりする操作が中心になります。
脚のアクセル要素は必要ない場合が殆どです。
収縮だから必ず手も脚も使わなきゃ!と考えず、
その場のバランスを取るのに必要な要素を使っていきましょう。
前進気勢が足りないとき
先程の例と真逆になりますが、前進気勢を生み出したいときにも収縮は使えます。
例えばやる気のない4拍子(ダカダダン)の駈歩を3拍子(タカタン)に上げたいとき。
スピードはそのまま、もっといいリズムで走れ!と馬に伝えたいので収縮させます。
単に脚を使うだけではスピードも上がってしまいますが、
収縮させることで前を止め、脚でドライブをかけていくイメージです。
この場合は手も脚も使う収縮ですね。
まとめ
出すぎるときも、出ないときも使える
収縮は一度出来るようになってしまえば、
ガンガン出るときも、全然出ないときも使える便利な技です。
暴走したときも引っ張って無理やり止めるのではなく、いい運動に変換できるし
動かないときも、いいリズムで動かせるようになります。
楽しく練習を重ねて、色々な場面で使いこなしていってください。
【YouTube紹介】
収縮のときは腰の動きも変わる・・・?!
より実践的な理解が深まるこちらの動画もご覧ください。
収縮について詳しく知りたい方はコチラをどうぞ
↓
https://youtu.be/GMYTeAJQdl8
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