乗馬中に手が上がる!その理由と対処法

どうも、馬ーテンダーです。

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乗馬をしているときに手が上がったり、踊ったりするのは誰もが直面する問題。

しかし、手が上がる理由を知り、解決方法を理解すればいずれ直せます。
なんとなく乗るのではなく、まずはきちんとした対策を知るところから始めましょう!



乗馬中に手が上がってしまう理由

乗馬中に手が上がってしまうのは、乗り手の身体が緊張しているからです。
そして身体が緊張してしまう理由は、意識しているか・していないかは別として「馬が怖い」から。

どうして馬が怖いかというと、乗り手の実力と気持ちに対して馬の走りが速すぎるからです。
馬の速さとのつり合いが取れないと、乗り手の身体はどんどん萎縮・緊張して固くなり、手も力んで上がってきてしまいます。


具体的な対処法

・ブレーキをかける練習をする

馬が多少跳ねたとしても、自分が落ち着いて乗っていられるスピードをキープできるような練習をすることで、少しずつ解決していくことが出来ます。

例えば、速歩が怖い!という人なら、常歩でとにかく慣れていきましょう!
通常の常歩に慣れたら、速歩になるギリギリ手前の速い常歩に。
速い常歩に慣れたら、常歩に落ちるギリギリ落ちるか落ちないかの遅い速歩に。

その辺の振動やスピードにはさほど大きな差がないので、
あまり恐怖心を煽られることなく慣れていくことができます。


・手を下げることを意識する

無意識に手が上がってしまうのだから、意識して下げるというアプローチも有効です。

軽速歩(速歩中の馬上で「立つ座る立つ座る」を繰り返す乗り方)で立つ時に
手も一緒に上がってしまうパターンをよく見かけますが、
意識的に手を下げるイメージを持って乗ることで、少しずつ改善していきます。

意識できることは一つずつ増やしていけばいいので、最初は「手を下げる」ことだけ意識してみましょう!

ただし手を下げることに力むと、また身体がこわばってしまいます。
リラックスして取り組んでみてくださいね。


結論

脱力が一番のカギ!!

自分の実力や気持ちに対して馬が速すぎる状態では、どうしても力んでしまいますし、
手を下げることも意識できません。

自分が脱力して乗っていられる、冷静に馬のことを俯瞰して考えられるスピードで練習すれば
手が上がってしまう自分にも気付けますし、意識して下げることもできます。
そして、徐々に100%の意識を向けなくても手を下げられるようになっていくわけです。

日々の練習の中で試していきやすいポイントだと思うので、
ぜひ、一つずつでもやってみてください!


【YouTube紹介】

下記動画では、「手を下げることを意識した姿勢」のイメージなども紹介しています!
ぜひこちらの動画もご覧ください。

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1 Comment

  1. なぜ乗馬中に手が上がるのはダメなのか | 乗馬とは心理学

    2021年7月11日 at 6:01 PM

    […] ※ 別記事『乗馬中に手が上がる、拳が安定しない、その対処法』も参考にしてください。 […]

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