前進気勢のない馬への対応

今日は動かない馬について

 

先日ツイッターで

「反応の鈍い馬の反応を良くするにはどうしたらいいのか」

という質問がきました。

 

それに対する回答がこちら

 

 

結構反響良かったです

 

 

前進気勢のない馬っていますよね！

そういう時、どうしたらいいかわからない方がほとんどだと思います

 

 

 

では、

A.勝手に出ちゃう馬と
B.全然出ない馬

がいるとします

どっちがコントロールするのが難しいと思いますか？

 

 

 

ほとんどの方がAの馬だと答えると思います

暴走するって事だし怖いし危ないし

 

 

 

でも実は、どっちが難しいか聞かれたら
断然Bの方が難しいです！

 

 

 

走っちゃう馬は、力ずくででもなんとか出来ます
ハミついてるし

 

でも、そもそも走ってくれない馬は、力尽くでは走りません

 

そこにはコツと経験が必要です

 

 

経験はさておき

コツは、コツなので誰でも意識すれば出来ます

 

 

 

方法論として１つ

速歩すらまともに継続しない馬がいるとします
速歩は何とか出せるレベルの馬

この馬をどうやったら軽い扶助で動かせるようになるか

 

 

冒頭のツイッター画像の通り、止まった状態から、3m以内に速歩を出してください

この距離が重要です

 

実際は距離というよりも

メリハリ

ですが、ややこしいので今は距離で考えます

 

 

上達の為の秘訣を分析
こちらのブログ後半でも言いましたが、

 

上手な人程判断スピードがとてつもなく早い

 

 

言い方変えます

 

 

下手な人程指示が遅い

 

マイルドな言い方にしたつもりですすみません。笑

 

 

なのでこの方法は

指示の遅さを3mで縛って、半強制的に上手な人の判断スピードに近付ける為の練習

でもあります

 

 

3m以内に速歩させる方法は、何でもいいです
短鞭打っても長鞭振り回しても拍車ガッツリ刺しても
何でもいいです

 

ただし、条件が２つ

 

1. 必ず3m以内に出す。諦めない。諦めるくらいなら絶対やらない

意識して気合いでやる

2. 3mの間はゼッコを使い続ける

 

この2つを守った上でトライして、やり遂げれば

次のタイミングでは、その馬はゼッコと軽い脚のプレッシャーだけですぐ速歩出ます。

むしろゼッコだけで出るくらいになってるかも

 

ダメだったらもう1回トライしてください

たぶんそれで大丈夫

 

 

 

 

とりあえず速歩について解説しましたが、駈歩も同じ要領です

むしろこれやれば駈歩も普通に出るんじゃないかなー

駈歩出なかったら5m以内に同じ方法でやるのもありです

 

 

困ってる方は参考にしてみてください(^^)

 

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