ピボットターンとは【用語を解説!】
どうも、馬ーテンダーです。
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ブリティッシュでは「後肢旋回」、ウエスタンでは「ピボットターン」
なぜ馬がクルクル回るのか
この動きが洗練されるとどうなるのか、解説します。
Table of Contents
ピボットターンとは
ピボットターンはウエスタン用語ですが
ブリティッシュでも「後肢旋回(こうしせんかい)」という呼び方で同じことをやります。
これは後肢を軸にして、コンパスのように円を描く動きのこと。
この動きが洗練されて「スピン」へと繋がっていきます。
なお、ブリティッシュでは
前肢を軸にした「前肢旋回(ぜんしせんかい)」も行います。
馬の意識は真っすぐ前
ピボットターンをするとき
馬はコンパスのように横に横にと進んでいきますが
横に進もう!と思っているわけではありません。
馬自身は真っすぐ前に行かなきゃ!!と思っているのに
前も、横片方も塞がれていて
塞がれている壁を避けていった結果、もう片方の横に動いていった
……というイメージです。
騎乗者のアクションと重心位置
馬を横に動かすために手で曲げようとしているケースをよく見ます。
しかし、ピボットターンは馬の前に行こうとする気持ちを横へ変換する動き。
手を使うとブレーキだと認識して動かなくなってしまいます。
基本のアクション=人から馬へのメインの指示出しは脚でおこない
前進気勢が強すぎたときのブレーキなど
リアクション=馬の反応を修正していくための補助として手を使いましょう。
乗り手の重心は後寄りに、座り込んでやるようなイメージです。
すると馬は前肢の肩を動かしやすくなり、スムーズに旋回できるようになります。
ここまでピボットターンがどういうものかを解説してきましたが
具体的なイメージを掴んでもらうために、今後実践解説もやろうと思います。
ぜひ楽しみにしていてください!
【YouTube紹介】
動画では騎乗するときの人の姿勢や手の動きについて詳しく触れています。
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